staff column-vol.1『kuru』

「楽しくポジティブをテーマに」

-kouichi kurusu-

 

nv7で間違いなく1番明るくて声も大きい(笑)来栖さん。nv7ではkuruというアーティストネームで活動しています。

北海道の札幌出身で、札幌市内の専門学校に通ったのち8年ほど札幌の美容室に勤務。
その後上京して大手老舗サロンで12年間美容師としてサロンに立ちながら、美容専門学校の講師や、アジアの美容師さんに日本の美容技術を教えに行くなど多岐に渡り活躍しているkuruさんに話を聞いてみました!

 

-「美容師になったきっかけ」

知り合いのお兄ちゃんが美容師だったんだけど、とにかくかっこよくて憧れたのが最初のきっかけだったね。当時はカラー剤やシャンプーも今より強かったのもあると思うんだけど、その人の手がひび割れてたりしてすごく荒れてたんだけど、それでも「美容師は楽しい」って言ってたのがすごく印象に残ってる。
結局その人には髪を切ってもらってないんだけどちょっと後悔してるなー。。。

高校時代のkuru(右から2番目)

 

-「上京理由は寒いから?」

うん(笑)。雪が嫌いだから。。。でも、もともと東京に憧れがあったというのも理由の1つだったかな。
札幌で働くのも好きだったけど、先輩に「札幌も東京も変わらないよ」って言われて逆に東京で働いてみたくなって上京してみた感じ。
でも実際働いてみて感じたのは人の多さが圧倒的に違う。札幌とは比べものにならないような人混みにはちょっと引いたけど雪よりは嫌いじゃなかったから割とすぐ慣れたね(笑)
結局、1つのサロンで12年お世話になりました。

 

-「東京にきての美容師人生」

スタイリストとして入社して3,4年経った頃に、先輩から海外セミナーに一緒に行かないかとお誘いを受けて初めて行った国は香港。それまでサロンワークをメインで働いていたのですごく印象に残った数日だったんだけど、仕事の中身よりハプニングが多すぎてそっちの印象が強いかも(笑)。移動でバスに乗ってたんだけど、先輩は疲れて眠いから目的地に着いたら起こしてって言われてたんだけど一緒に寝ちゃったの(笑)
結局終点まで行っちゃった。しょうがないよね、眠かったんだもん。

海外セミナー中のkuru。このあと盛大に寝過ごします

香港にはトータルで1週間くらい滞在してていろんなことが勉強になったんだけど、自分が日本で学んだことや磨いた技術が海外でしっかり通用するんだっていうのはすごく感じたし自信になったと思う。

 

-「美容師としてのこれから」

サロンでお客様の髪を任せてもらって喜んでもらえることは、美容師として本当に幸せな瞬間だなと思うんだけど、自分としてはそれに加えて自分自身が明るく前向きに日々を過ごして行きたいなっていうのもあって…
来店されたお客さんが、髪もきれいになって気持ちも明るくなってくれたらいいなって思いながらサロンに立ってます!たまにスタッフから声がでかいと指摘されますがネアカなんでこればっかりは…(笑)
よりたくさんのお客さんにhappyが届くように、技術のアップデートしようと思って今年から1年間カットの勉強会にも参加する予定。お客さんのhappyは自分のhappyだからね!

 

-「これからチャレンジしていきたいこと」

JHAノミネート作品(kuru)
THA受賞作品(kuru)

去年はいろいろ制限のある中で苦労しましたが、日本で最大級の美容師コンテストに出場してノミネートに選んで頂きました。今年もそういったチャレンジは続けていこうと思ってる。あと、いまはコロナでなかなか動けないけど、1ヶ月のうち数日は地元の北海道でも働いていけたなと。
手に職だからこそ、いろんな場所でいろんな人を明るくしていきたいねー!
できれば雪が降ってない時期に(笑)!

 


kuru

(kouichi kurusu)

1980年 北海道出身
都内大手美容室勤務、トップスタイリスト昇格後、グローバルエデュケーターとして国内はもとより、台湾、中国、香港 など、海外でもヘアショーや総合的な技術・接客指導を行ってきた。

’20 nv7参加
持ち前のポジティブかつパッションのあるセミナーは国内外問わず評価が高く、丁寧な指導法 による後進の育成方法は、台湾の大企業から毎年のラブコールを受け続けていたほど。 また、ファッションに精通しており、接客方法、提案力を含めた自己プロデュースセミナーは秀逸。 パーマデザインに定評がある。

愛車:ハーレー