staff column-vol.3『kimu』

「努力・練習の積み重ね

-takayuki kimura-

北海道は小樽生まれ札幌育ちの愛犬家kimuさん。親しみやすい人柄で、子供からお年寄りまで幅広いお客様から信頼されています。スタッフ間での信頼度もNo’1のkimuさんに話をきいてみました!!

 

 

-「専門学校卒業と同時に上京」

若かりし頃のkimu氏(右)

中学生の頃からの夢だった美容師になるために2年間、札幌の美容専門学校に通いました。当初札幌の美容室で働くつもりでしたが、東京で働く美容師さんと接する機会があったのをきっかけに上京を決意しました。
東京生活をエンジョイしようとはりきって上京したのですが、仕事と練習の日々で遊ぶ暇なんて無かったですね(笑)。
練習自体も大変でしたが練習のためにモデルを探すのも本当に大変で、休みの日はほぼモデルハントの時間に費やされました。
当時はsnsもない時代なので、朝から駅前でひたすら声をかけ続けるという過酷な日々…。
ただ、練習するのは好きだったのでその為に頑張れましたね。

NYにて(左上)
他サロンへ講習を行うことも

 

-「銀座店で店長に」

2年半でスタイリストになりしばらくして銀座店に移動したのですが、それまで郊外の店で勤務していたので街やお客様の雰囲気がガラリと変わってとても刺激的でした。しばらくして店長を任されることになり、色々な経験を積ませていただきましたが、特に印象に残ってるのは世界から美容師が集まる大規模なイベントでメイクをさせてもらったこと。すごく華やかなイベントに関われて光栄でしたが、あまりの緊張に終わってから熱出しました(笑)。

他にも様々なイベントへ参加

他にも研修でNYに行き撮影をしたり、たくさんのことを学びました。

 

-「継続してチャレンジしていくこと」

作品の一例(kimu)

もともと、写真や映像に形として自分のヘアデザインを残したいという思いもあってアシスタントの頃から毎月撮影をしています。回数にすると100回近いかも。ヘアデザインはもちろん、女性像まで自分でイメージして作っていくのですが、新しい発見があったり時には消化不良で終わったり…。サロンワークとはまた違った面白さがあって毎回勉強になります。普段あまりやらないような髪型を作ることで自分の美容師としての幅を広げたり、それを普段のサロンワークに落とし込み、お客様に新しいデザインの提案や技術を提供できればと思ってます。

 

-「ヘアスタイルの “賞美期限” をなるべく長く」

髪質は人により様々ですが、再現性の高いスタイルをお客様に提供できるように心がけています。髪を切った翌日も、お客様自身で同じようにスタイリングできた方が絶対良いですからね。そのために髪の癖を見極めカットをし、日々のケアの仕方をお伝えしています。やっぱり自分が担当したお客様には、次回来店されるまでの間なるべく髪の毛がきれいな状態でいて欲しいって思いますよね。
そして、そのためには自分自身の技術や感性、新しいプロダクトの知識をアップデートしつつ努力を積み上げていかなくてはならないと思っています。nv7に在籍している方々はそれぞれ個性があり、自分自身も刺激をもらえるの環境なので、今までの経験や知識を大切にしながら新しいことにもチャレンジしていこうと思います。

 


 

kimu(takayuki kimura)

1985年 北海道出身’12年 SABFA卒業
’20年 nv7参加 東京、銀座で6年店長を務める
TOKYOコレクションバックステージをはじめ、業界誌撮影、ヘアショー、テレビ番組やアーティスト ミュージックビデオ撮影など各種ヘアメーキャップや、社内講師を経験。
店長として経営、人材育成に務める傍、意欲的に創作活動を行い数々の受賞歴を持つアーティスト。
サロンワークではカットが得意でボブカットとメンズカットが癖を扱いやすくスタイリングしやすいと定評がある。
愛犬家